意外と知られていない!?幼稚園選びで失敗しない為に気を付けること


つい最近生まれたばかりだと思っていたのに、あっというまにもう幼稚園!乳幼児期は、本当にあっという間に過ぎていきますね。一口に幼稚園といっても、入園する幼稚園によって全く違った園生活が待っています。筆者の実体験を交えながら、幼稚園選びで失敗しない為に事前に確認しておきたい事柄を紹介していきます。

園の方針・教育理念

幼稚園で子供たちがどう過ごすか? それは園長先生もしくは理事長先生の教育方針が非常に大きな影響を持っています。たとえば「規律や秩序を守る」ということに重きを置いている園もあれば、「自由にのびのびと遊ぶ」というポリシーを持つ園もあります。

筆者の子供が通う幼稚園は、「自立心を育む」ということが非常に重要視されており、園長先生はよく「社会に出て通用する子供に育てたい」と仰っているのがとても印象的です。

たかが1日4~5時間、とはいえ、幼稚園で過ごす時間は子供にとってとても重要だと筆者は考えています。というのも、小学校に上がれば、同じクラスでも子供たちの出身幼稚園はそれぞれ違います。しかし先生から見ると、「〇△幼稚園のこどもは座っているのが苦手」、「△□幼稚園のこどもは真面目でおとなしい」などと大まかな特徴がわかるそうです。そのぐらい、2年ないしは3年間の幼稚園生活で教わったことは卒園した後にも残っているのです。

幼稚園の財政


今では幼稚園の多くが私立幼稚園という時代。実際に筆者の住む市では市内にある7つの幼稚園はすべて私立です。私立幼稚園であれば「学校法人」になりますから、きちんと収支と支出のバランスが取れていないと適切な運営は難しくなりますよね。

例えばあまり人気がなく園児数が定員割れしているような幼稚園であれば、その分収入も少なくなりますので、当然園としては削れる経費を可能な限り削減したいと考えるでしょう。その結果、保育料が引き上げられたり、場合によっては追加集金があることも。また、これは近所に住む知人の子供が通っていた幼稚園の話ですが、参加が義務付けられている休日の掃除当番に参加するため、在園時および兄弟は強制的に一時保育を利用させ、その分の保育料も徴収するという耳を疑うような事例も実際にあったそうです。さすがに保護者からの抗議が殺到し、翌年からは中止となったようですが、奉仕活動の一環で参加するために一時保育料まで払うというのはなんだか不思議な話ですよね。

また、経営状態がよくないと削られるのは人件費。少ない職員で運営をせざる終えないので、保育環境も十分に整っていない可能性もあります。これもやはり知人の話ですが、彼女の子供の幼稚園ではいつも先生が忙しそうにしていて、園児一人ひとりに対してのフォローが行き届いていないと聞きました。忙しいがゆえにピリピリ感が伝わってくるので気軽に話せる雰囲気ではなかったそうです。

筆者の子供の幼稚園では、経験が浅い先生が担任のクラスの場合にはベテランの補助の先生がついてたり、教育体制がきちんと管理されているので、しっかりと子供たちに目が行き届いています。また、先生方は子供たちだけでなく保護者に対してもいつも笑顔で優しく挨拶をしてくださるので、大変気持ちがいいです。幼稚園の経営がうまく行っているかいないかで、子供の教育環境だけでなく保護者に対してもしわよせがくる可能性があります。

行事等における役員制度・係分担


これも園によってかなり差があります。例えば保護者の負担を軽減するために役員制度は完全に廃止、その分行事の規模も縮小されている保守的な幼稚園もあれば、行事に力を入れていて積極的に保護者の協力を募って盛り上げようとする幼稚園もあります。

筆者が通う幼稚園では、夏祭り、運動会、バザー、お餅つき、バザー、お楽しみ会などの行事があり、保護者と先生方が協力しながら運営するスタイルです。これは個人的な好みがあるので一概にどちらがいいとは言えないと思いますが、筆者は比較的行事を楽しめるタイプなので、実際にバザー係になって数回集まって準備をする時間があっても、他のお母さん達と交流しながら作業するという感じなのでちょっとした息抜き感覚で参加できることもあります。

逆に、時間外保育などを利用してフルタイムで働いているお母さんなんかは、行事はできるだけ参加したくないと考える方もいらっしゃるかもしれません。また、下の子がいる場合は原則よそにあずけての参加が求められることも少なくありませんので、ご主人が土日勤務だったり、頼れる存在が近くにいない場合は大きな負担となってしまうこともあります。ですのでどれだけプライベートの時間を確保できるのか、それぞれのご家庭で確認されることをおすすめいたします。

遠足などの校外学習

意外と見落としがちなのが、郊外学習。筆者も実際に入園してから知人の話を聞き、その違いに驚かされました。例えば春の親子遠足


筆者の幼稚園では毎年隣の市にある、広大な敷地面積を持つ公園に行きますが、朝10時に現地集合して1時間半程クラスごとの活動を楽しんだ後、記念撮影をしてお昼前に解散という流れです。そのあと残って遊んでいきたい場合には、お弁当持参で気の済むまで自由に遊ぶこともできます。筆者のように夫が仕事で母親一人で子供を複数人連れて参加するような場合は、解散と同時に帰宅することも可能なので非常に参加しやすい形になっています。

一方隣の幼稚園では、朝7時に園集合、親子でバスに乗り、高速道路を使って片道1時間半かけて遠方の行楽施設に行き1日過ごす、という例もあります。

もちろん、これも各ご家庭の状況や好みによるのでどちらが良いかは決められませんが、筆者のように1人で在園時とその兄弟をつれて参加しなくてはいけない状況にいる方でしたら、なるべく気軽に参加できる方が助かると感じるかもしれません。

給食

ほとんどの私立幼稚園では、給食制度を導入しているかと思います。給食センターで作られている給食を配送してもらっている園もあれば、食育に力を入れていて幼稚園の調理場で出来立ての給食を提供している園もあります。また、給食かお弁当かそれぞれ選択制をとっている幼稚園もあります。


筆者の子供の幼稚園では、月・火・水は固定で全員給食、木・金は給食にするかお弁当にするか選べます。給食費は1食300円なので、コスト的にはお弁当の方が安く作れるかと思いますが、忙しい朝の負担を少しでも減らしたいというご家庭は、月曜から金曜まで給食を頂くこともできます。

我が家の子供たちは比較的好き嫌いが少なく何でもおいしいと感じるタイプなので、給食センターの給食も大好きですが、中には偏食が激しく給食をほとんど残してしまうというお友達もいるようです。そんなお子さんなら、もしかすると園で手作りの温かい給食なら美味しく食べられるかもしれません。

外部のスクールとの連携

幼稚園によっては、提携しているスポーツクラブ英会話教室の指導者が直接園に訪問して、カリキュラム内、あるいは希望者のみ保育時間外で指導してくれる場合もあります。


筆者の幼稚園では、週に1回保育の一環として近くのスイミングスクールに連れて行ってくれたり、園庭やホールで体操指導があります。また、これは希望者のみで有料で受けられるサービスになりますが、英語、サッカーの指導もあり、降園と同時にその場でレッスンを受けられ、とても便利だと思います。

最後に

幼稚園を決めるにあたり、複数の園をまわって見学を重ねる親御さんも少なくないはずです。短時間の見学では意外と知ることのできない内部事情もあったりしますので、もしお近くにその園に通うお知り合いがいらっしゃるのであれば、直接話を聞くのが一番確実だと思います。

実際に筆者の周りでも、情報をあまり入手しないまま入園して後悔し、下のお子さんは違う園に入園させたという友人もいます。そうなると、例えば、制服のお下がりを下の子に回せず、新たに一式買い直さなければならないなど、何かと勿体ないですよね。入ってから悔いが残らないように、幼稚園選びは慎重に情報を集めましょう。そうすれば、それぞれのお子さんとそのご家庭に一番合った幼稚園がきっと見つかるはずです。

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