新生児期の赤ちゃんの特徴・生活リズムについて詳しく解説します


待ちに待った我が子との生活。とても楽しみでもあり、心配なことも多いのではないでしょうか。赤ちゃんは泣くことでしか、まだ自分で意思を伝えることができません

はじめはなんで泣いているのかわからず戸惑うことも多いでしょう。でも、心配しなくても大丈夫!一緒に生活していく中で、泣き方や生活リズムを掴んでしまえば大体、赤ちゃんの欲求はわかってきます。そこで新生児期の赤ちゃんの特徴・生活リズムについて詳しくお話していきます。

生活リズム

睡眠

生まれて間もない赤ちゃん、特に新生児期は1日全体での睡眠時間は多いですが、1回の睡眠時間は長かったり短かったりバラバラなことがほとんどです。また、朝・昼・夜の区別がまだできていないため、起きる時間も定まりません。一人ひとり違いはありますが、大体2〜4時間程度、寝て起きての繰り返しです。

この頃の赤ちゃんはまだ眠りが浅いため長く眠れないのです。そのため小さな物音で起きてしまうこともあります。

「うちの子だけすぐに起きてしまう…。」そう思ったこともあるかもしれませんが、大丈夫です。この頃の特徴であると思って下さいね。3〜4ヶ月になれば、少しずつリズムができてきます

起きていられる時間も月齢で変わります。新生児期なら30〜40分程度です。起きてからの時間も少し気にかけて、このくらいの時間を目安に寝かせてあげることも大切です。1日の合計時間の平均は、15〜20時間といわれています。

お腹が空いた時、暑かったり寒かったり、おむつを替えてほしい時など、赤ちゃんがなにか不快感を感じている時、泣いて起きます。泣くことでしか赤ちゃんは要望を伝えられません。言葉が話せない分、泣いて一生懸命伝えようとしてくれています。慣れないうちは大変ですが、生活するうちに泣き声、泣き方でお腹が空いたのか、おむつなのかなど大体わかってくるようになります。

眠る場所についてはベビーベッド、ベビー布団どちらでも大丈夫です。しかし埃の少ない場所、風通しの良いところ、目の届きやすい場所を選びましょう。

排泄

新生児期のおしっこ回数は1日8〜15回ほど。うんちの回数は1日1回だけの子もいれば5〜8回くらいする子、10回以上する子もいたりと個人差があります。そして、うんちは水っぽくてゆるく、量は少ないことが多いようです。

母乳を飲んでいる赤ちゃんは比較的うんちの量は多めで、ミルクの場合はうんちが少なくなる傾向がありますが、やはり個人差が大きいため、あくまでも目安として考えていただければと思います。

そのように回数や量に神経質になる必要はありませんが、うんちのは要チェック!母子手帳に掲載されているように、白っぽいうんちには注意が必要です。おむつ替えのたびに、色を注意深くみてあげましょう。

授乳


母乳の場合、1日の授乳回数は8〜10回程度となりますが欲しがるだけあげて下さい。ミルクの場合は3時間ほどの間隔で、1日7〜8回程度が目安です。ミルクの場合は消化吸収に時間がかかるため、あげすぎると赤ちゃんの負担となってしまう場合があるため注意が必要です。ただし、授乳についても個人差があり、一人ひとり違います。

沐浴


生後1ヶ月を過ぎるまでは、お風呂ではなく沐浴をします。1日1回は赤ちゃんをベビーバスなどを使って洗ってあげましょう。

小さな赤ちゃんを洗うのは緊張してしまうかもしれませんが、産院の指導を参考に、赤ちゃんを清潔にしてあげましょう。

赤ちゃんは新陳代謝がとても活発です。目に見えなくても汗をたくさんかいていたり、おしっこやうんちで汚れてしまっています。赤ちゃんの機嫌を見ながら、できるだけ毎日同じ時間に入れてあげましょう。生活リズム作りにも役立ちます。

おへその消毒

おへその消毒についても、沐浴指導の際に教えてもらえると思います。退院したら、自宅でもおへその消毒をしてあげましょう。

基本的には1日1回〜2回、消毒液をつけた綿棒でへその緒のまわりを優しくふいてあげます。ひっくり返してしっかりと消毒をしてあげないと細菌感染してしまいます。優しく消毒すれば痛がらないので、安心して怖がらずしっかりと消毒してくださいね。

膿やジュクジュクしてきてしまった、しこりがあるなど異変に気づいたら早めに病院へいきましょう。

へその緒は、早ければ1週間、平均2〜3週間する頃には取れます。無理に取ろうとせず、自然に取れるのを待って下さい。また、へその緒が取れても数日は消毒してあげましょう。

取れてからも少量の出血をすることがありますが、まだ血管が完全に閉じていないためなので心配いりません。しかし、臭いがしたり膿が出ている場合は、臍肉芽腫(さいにくげしゅ)の可能性があるため、一度病院へ行きましょう。

へその緒は小さいため、おむつにくっついていたり、気づかない間にとれてしまうこともあります。大切に保管したいものですので、気にかけてみましょう。

乳幼児突然死症候群(SIDS)

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、今まで元気に過ごしていた赤ちゃんが、なんの前触れもなく睡眠中に突然死してしまう病気。神経質になる必要はありませんが、寝ている時も気にかけてあげましょう。

うつぶせ寝は避け、厚着をさせないように注意しましょう。自分で洋服を脱いだり着たりできない赤ちゃんは、手足で体温調節をします。厚着をさせて熱がこもらないようにしてあげましょう。大人の着ている洋服より1枚少なくて大丈夫です。

また、たばこは大きな原因となっています。赤ちゃんの近くでの喫煙はやめましょう。自分自身が気をつけていても、こちらについては周りの人の協力も必要です。家で喫煙者がいる場合は、危険因子ということを認識してもらいましょう。

まとめ

新生児期の赤ちゃんにはまだ生活リズムができていませんが、オムツ替え・授乳以外の時間は基本的に寝て過ごしています。個人差はあるものの、大体の目安として参考にしてみて下さい。

はじめは、なぜ泣いているのかわからず途方にくれることもあるかと思います。布団が冷たい、暑い、お腹が減った、おむつが気持ち悪い、ほとんどがこのような理由でしょう。すべてやってみたけれど泣き止まない、泣き方が痛そう、苦しそうなど、少しでも気になることがあれば、一人で悩まず相談窓口へ電話してみるといいですよ。

朝昼夜の区別がつかない赤ちゃんは、夜中、ママ・パパが寝ている時にも起きてしまいます。親は睡眠不足になること間違いなしなので、赤ちゃんに合わせて眠れるときに一緒に寝たり、協力して交代でミルクやおむつ替えをしたりしてみて下さい。

毎日睡眠不足が続くと、心にゆとりがなくなりイライラしてしまったり、疲れ果て暗い気持ちになってしまうことが多くあります。そんな時は、家族・友達、または地域の相談センターなどへお話してみましょう。

一ヶ月健診が終わるまでは家から出られないことがほとんどです。話相手もいない状態で、赤ちゃんと2人きりで過ごす時間が多くなると、成長を常に見ていられる嬉しさはもちろんありますが、産後鬱という言葉があるように暗い気持ちになってしまうケースも多くあります。活用できるサポートは受け、一人で抱え込まず周りに協力してもらうことも大切です。

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