若手のエースとして活躍し、注目を集める現役大学生プロ棋士・一力遼さん。プロとして活躍中の棋士が大学進学することは珍しい中、今春、大学に入学したことも注目を浴びています。 今回は、そんな一力さんについてのご紹介と、囲碁が子どもの知育におススメな情報をまとめてみました。一力さんの出身高校は?どこの大学に就学したの?なんと家族がすごい人!などなど、これを読めば囲碁に興味がわいてきますよ!
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一力遼さんとは?
囲碁 最高位棋戦 第42期 棋聖戦
\2018年1月18日開幕/
全七冠保持 #井山裕太 棋聖に挑む#一力遼 八段から
コメントを頂きました💬
第42期棋聖戦
挑戦手合七番勝負 生中継❗
📺詳細はこちら➡https://t.co/i8KZdJ8iB0 pic.twitter.com/VQeFpRb254
— ニコニコ生放送【ニコ生公式】 (@nicolive_PR) 2018年1月12日
宮崎県仙台市出身の都立白鴎高校卒業。宋光復九段門下。
5歳で囲碁を始め、13歳でプロ入り。16歳での棋聖戦リーグ入り、17歳での新人王獲得は、ともに最年少記録です2016年、囲碁公式戦の年間最多勝(47勝)に輝き、賞金・対局料ランキングでも第3位となった期待の若手棋士です。2017年3月には世界的に大きな話題となっているAI(人工知能)囲碁とも対戦しました。
一見温和そうで礼儀正しいとのお噂ですが、対局では一変。鋭い目つきでブレのない攻めに加え、早見え早打ちの天才肌だそう。優れた大局観と柔軟な発想を持ち、開始から積極的に勝負を仕かけていく攻め型。「気持ちの切り替えは得意。今後の課題は集中力を途切れさせないこと」と本人もお話されています。
目標は七冠を達成した井山裕太十段とのこと。一力さんにとっては圧倒的な存在です。
父も祖父も叔父も社長
囲碁世界王者撃破、天元戦に挑戦、AI碁との戦い… 年間最多勝棋士・一力遼七段の大学1年目-早稲田ウィークリー https://t.co/oZrJnt2AVV #一力遼 #囲碁
— 日本棋院関西総本部 (@osakaigo) 2017年4月5日
囲碁で才能を発揮した一力さん。父は河北新報社代表取締役社長の一力雅彦さん、祖父は元河北新報社社主の一力一夫さん、叔父に東北放送代表取締役社長の一力敦彦さんを持つ、ご家族ご親戚がすごい方たち揃いなのです。
一力さんは、プロの囲碁棋士としては珍しく、大学に進学して“文碁両道”の生活を送っています。その理由のひとつも、ご家族に係ることがあったのではないでしょうか。一人っ子のため、将来的に家業を継ぐことも考えての大学進学もあったのでしょうね。
小学校5年生の時点で、「もっと囲碁のことを学びたい」という事から地元の宮城県を離れて東京に上京しています。幼いころからの、そのバイタリティーに本当に感服です。
「同年代と触れ合うことができる大学で学び、さまざまな人と交流することで、価値観を広げたい」と本人も申しているように、充実した学生生活を送っているようですね。「生活も規則正しく、碁にプラスになる」と、人間の生き方の基盤となるようなコメントも。自分の生活を見直そうかな~なんて、思ってしまします!
学部は政治やメディア論など幅広い領域を対象にした社会科学部でそうですよ。一つのことを極めるだけでなく、基本の生活から正してあらゆる世界から学ぼうとする意欲は本当に尊敬しますね!
こどもの知育にもおススメな囲碁

大人の私たちですら、囲碁についてほとんど知らないという方が多いのではないでしょうか?私自身、ルールは全く知りませんでした。
実は囲碁が知育に効果があると話題なのです。
最近は、若い方が活躍してメディアでも特集されているため、囲碁に対するイメージは昔より変わってはきています。小さいお子さんもやっているイメージはありますが、自分の周りにそのような方がいないと、なかなか囲碁に触れる機会はありませんよね。
囲碁は空間認知力が強くなる、と言われています。オセロと同じく白黒の碁石を使う囲碁は、陣地とりと言われる、相手より広い面積を囲むことを勝負します。小さい子どもでも、感覚として分かりやすい、という利点がありますね。
また、集中力が身につき、創造力を育む発想が豊かになる効果もあるとか。創造性、医学、教育の分野での効能が注目されています。
世代を超えたコミュニケーション
現代社会で希薄になりつつある家族・師弟・学校などの上下関係等の年代を越えたコミュニケーション。地域の繋がりも、昔に比べると少なくなったな~と感じます。囲碁をおススメする理由は、そんなコミュニケーションも生涯通じてできることなのです。幼いころからの囲碁を通しての学びは、子ども同士や年代を越えた人と接することによって「人を思いやる気持ち」「感謝の心」が芽生えてきます。最近はクラブ活動としてだけでなく、正課の授業として囲碁を取り入れる小学校や高校もでてきているそうですよ!
年齢、性別、国境も関係無く誰でも楽しめる囲碁は、世界各国との交流も可能!本当に素晴らしいものなのです。
また囲碁は当然、相手との対戦で勝ち負けが生じます。自分の考えで打った碁の勝ち負けは自分の責任で自己評価しなければなりません。この勝ち負けによる喜び、悲しみの葛藤が子どもたちを大きく成長させ「生きる力」を養う力にもなります。
一力さんがテレビで特集されます!

4月29日(日)よる11時 囲碁棋士・一力遼私も大好きな「情熱大陸」。
本当のプロフェッショナルということが認められた感じがして、すごいですね~!放送が楽しみです♪
まとめ
今回は一力さんに注目をおき、合わせてこどもの知育についての情報もまとめました。私自身、2歳になる息子の子育て中ですので、「囲碁やらせようかな~」と素直に思いました!「すごく難しい」イメージがあった囲碁ですが、今は子どもも楽しめるように簡単なゲームも販売されていたり、一力さんのように若い方が活躍しているのを知ると、ちょっと挑戦したくなってきます。息子がもう少し大きくなったら一緒に勉強してみようかな。みなさんも、是非今回のテレビ番組で一力さんを知って、興味をもってくれたら嬉しいです♪スポンサーリンク