帝王切開は「陣痛を経験しない楽なお産」といった偏見があるのが現状です。しかし、帝王切開は経膣分娩とは違った痛みを伴います。私自身、一人目を自然分娩、二人目を帝王切開で出産しているので、両方の辛さを多少なりとも分かっているつもりです。今回は帝王切開をした場合、痛みはいつまで続くのか?痛みのピークはいつ?産後に骨盤ベルトは使っていいの?など、帝王切開の痛みや産後の気になる疑問についてまとめました。

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帝王切開とは?

帝王切開とは、逆子や微弱陣痛などさまざまな理由から、経膣分娩ではリスクが高いと医師が判断した場合に選ばれる分娩方法です。子宮切開によって胎児を取り出します。

帝王切開は、大きく分けて“予定帝王切開”と“緊急帝王切開”の2種類があります。手術内容はほぼ同じですが、自然分娩が難しいとあらかじめ分かっている場合、手術日を決めて実施されるのが予定帝王切開です。
自然分娩を予定していたものの、分娩前や分娩中に何らかのトラブルが起きたときに実施されるのが緊急帝王切開です。

帝王切開の手術内容について

帝王切開の手順は病院によって異なりますが、下半身だけの局所麻酔か、場合によっては全身麻酔を行います。

麻酔が効いてから、お腹を切開し、3分ほどで赤ちゃんを取り出してあげます。胎盤を取り出して子宮や周辺を洗浄し、傷口を溶ける糸で縫合したり、ホチキスのような医療用器具で傷口をふさぎます。
手術時間は約1時間で済みます。

帝王切開の痛みのピークは?~私の経験談より~



麻酔が効いているので痛みはないと思われがちですが、手術前や手術中、手術後などそれぞれで痛いと感じるものがあります。

帝王切開前の麻酔で、多少の痛みを伴います。
下半身への局部麻酔は、腰あたりからやや長い針を刺して薬を注入するためです。
その痛み方には個人差があります。

この麻酔に恐怖を感じる妊婦さんも多いようなのですが、私はあまり緊張しませんでした。
痛みも思ったより軽度に感じました。人によっては激痛なんだとか。

麻酔を打ってから5分もすれば、胸のあたりから下半身の感覚が鈍くなってきます。
私は、麻酔の効きが悪かったようで、効いているか試しにちょんっとお腹を刺激されるのですが、痛みがいつまでも感じました。



ベテラン産科医は「気のせいだろう」と言って、手術を始めようとするので、本当に辞めてー!!と発狂しそうでした。
しかし、女医さんが止めてくれて、麻酔の追加をしてくれたり、麻酔の針を差し直してくれたりしました。私は、わがままを言っているようで申し訳なくなり謝ると「麻酔の効き方には個人差があるからね。気にしなくて大丈夫よ。」と言ってくれました。
この女医さん、検診の時は何か怖かったのに、ここに来て安心させてくれるなんて・・・ありがたかったです。
ある程度、納得したところで手術が始まりました。

局所麻酔をすると、胸から足先まで感覚がなくなるので、手術中に痛みを感じることは一般的にはほとんどありません。ただ、赤ちゃんを子宮から取り出すときにお腹から引っ張り出される感覚があるという人もいます。体質によっては麻酔が効きにくい人もいて、切開時に痛みを感じる人もいるようです。

まさに、私はこの“麻酔が効きにくい体質”のケースでした。もちろん完全に効いていない訳ではないので、耐えられるものでしたが、涙を流すくらいには痛かったです。ヒリヒリするような痛みとズキズキと重い痛みがありました。産科医の皆さんは「ちょっと引っ張るからね」など優しく声をかけてくださるのですが、私はそれどころではなく、余裕はなかったです。

赤ちゃんが無事に取り上げられて、対面した後、縫合なども多少痛みは感じました。その時、看護師さん達に「麻酔が効きにくい体質かもね」と言われました。

帝王切開後の傷口は、麻酔が切れた後に痛みが出てきます。ジンジンするように痛く、熱が出ることもあります。また、子宮を元の大きさに戻すために必要な子宮収縮「後陣痛」は帝王切開の場合にも起こります。
後陣痛の痛みと傷口の痛みをしばらく感じることになりますが、痛みが強いときには痛み止めを処方させてもらえるので、医師に相談してください。

麻酔が切れた後、それはそれは痛かったです。これが痛みのピークでした。
私は、後陣痛より傷口の痛みが強く感じ、痛み止めの注射をしてもらいました。手術中に痛い、痛いと言っていたので、できるだけ我慢しようと思ったのですが、我慢しきれずナースコールをしたところ「術後こんなに大人しい人はいない」「もっと言っていいのよ」と声をかけてくれました。
術後はみんなこんなにも痛みを経験しているんですね。帝王切開が楽なお産だなんて口が裂けても言えません。私は高熱も3日くらい続きました。

その後、しばらくの間、お腹に力を入れることが難しく、思うように体を動かせなくなります。痛みがあると体を動かすことに臆病になるかもしれませんが、動いた方が癒着を防いだり、子宮の戻りが早いので、できる範囲で体を動かして回復を早めていきましょう。

私も、動いた方がいいということを、帝王切開が決まった後に知っていたので、動こうと思っていたのですが、なんせ痛い。傷口が開かないか怖いし、おそるおそる歩き出したときには周りに止められました。
「え?動いた方がいいんじゃないの?」と言うと、「それはそうだけど、焦ってするものではない。まずは休みなさい。」と。どっちなんでしょう。

ぼちぼち動くぐらいしか行動しませんでしたが、子宮の戻りは順調で、抜糸した時には、お腹はへこんでいました。
抜糸時に痛がる人はいないと、先生が言っていましたが痛かったですよ。笑
でも、同じ日に帝王切開したママさんに聞くと「あまり痛くなかった」とのこと。痛みに強いと思っていたのですが、くつがえされた出来事でした。

痛みはいつまで続くの?

帝王切開後の痛みは、傷口の痛みと後陣痛の痛みがあります。個人差はありますが、術後1週間ほどでほとんど痛みはなくなります。
帝王切開は退院までに8日ほどかかりますが、退院する頃には動けるようになっています。

私の場合は、チクチクといった痛みはありましたが、日常生活にはあまり影響はなく、1ヶ月もあれば十分気にせず動けるようになりました。

帝王切開の傷跡について

帝王切開の方法には、「横に切る方法」と「縦に切る方法」の2通りあります。傷の治り方には個人差がありますが、一般的に横切りの方が傷口が目立ちにくくなると言われています。

縦切りは視野を確保しやすいので赤ちゃんを取り出しやすく、手術時間が短くて済むメリットがありますが、傷口が目立ちやすいようです。
また体質にもよりますが、傷口の皮膚がミミズ腫れのようにケロイド状に赤く盛り上がることもあります。予防のためのテープなどもあるので、医師に相談してみましょう。

私は、もともとケロイド体質で事前に相談して、術後もテープでケアしてくれのですが、結果はひどいミミズ腫れになりました。傷口を触らないように自分でも気をつけていましたが、ダメでしたね。かなりひどいのですが、今のところその状態のままです。
余裕ができたら、皮膚科に相談しにいこうかなと思っています。

産後に骨盤ベルトを使っても大丈夫?


産後は出産で緩んだ骨盤を締めるために骨盤ベルトを使用する人も多いと思います。
帝王切開の場合も、経膣分娩と同じく骨盤はゆるくなっています。
体型を戻すには骨盤ベルトが有効ですが、傷口にあたらないように気をつけてください。
産後1ヶ月ほどは控えておいて、その後は傷口に当たらないようなデザインのものを使用しましょう。



まとめ

「安産」「自然なお産」と願っていても、いつ何がおきるか分からないのがお産です。お母さんとお腹の赤ちゃんを救うために、帝王切開になる場合もあります。
焼け付くような痛みも、赤ちゃんの産声を聞くと忘れてしまうでしょう。初めて赤ちゃんと対面したらリラックスして過ごすことが大事です。

不安をあおるような表現もあったかもしれませんが、術中に痛みを感じない人が大半です。帝王切開の痛みの度合いは個人差があるので、不安なことがあればかかりつけの産婦人科医に相談してくださいね。

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